GMの再建計画見直し期限が迫る中、相場は織り込んでいるかのごとく静か。昨日のニューヨークダウ株価指数は約200ドル上昇し、8500ドル手前の水準となりました。当日発表された米国住宅価格の指数が前年比で18.7%マイナスになった数字よりも、5月消費者信頼感指数の大幅改善の数字を好感して上昇したとのこと。毎日コメントをつけなくてはならない人は大変だなと同情いたします。
 しかし、ある意味で消費者である投資家に安心感が広がり始めたのは事実だと思います。
凍り付き厚くなっていた雪が溶け始め、川に流れ込み水位が上がる雪解け水のように、「リスクを少しなら取ってみよう」とする参加者が増えているのをひしひしと感じられるようになってきました。
 相場動向を見て「割安なら買い」という人だけではなく、「取り敢えず何か始めてみようかな」と思う人の資金が入り始めているとすれば、今回のように「特に材料が無くても、見当たらなくても」、相場に勢いづく機会が増えてくるでしょう。何となく、上がってくる相場ほど売り時に迷いますねえ。
「とりあえず、損も少なくなってきたし・・・。短期でちょっと相場に乗って、儲けちゃったりして・・」と、
これまで「割安なら買い」とじっと我慢して、辛抱強く投資していた人も山っ気が出たりするのもこの時期ですね。
 「何気ない投資」ほど痛い目に遭いものです。慎重になりすぎるのももったいない。されどムードに流された投資で儲かるほど甘かない。良くわからず、迷っている人は次の機会を待ちましょう。機会はこの先何度もあります。ただ今後投資する機会を探っている人であれば、投資する、しないは別にして、「いくらまで上昇が有り得るか。逆に下がるとしたらどこまでの下げを覚悟したらよいのか」をイメージしておいた方が今後の役に立つと思います。