スーパーマン(表現が古い??)は世の中にたまにいますね。頭が良いだけではなく、顔も良い、性格も良い、スポーツ万能で芸達者。たぶん、やったことがないだけで、こいつなら、ちょっとその気になればそつなくできるのだろう・・・そういう人。ここまで行くと、人間力として別格で気にもならない人。そんな人に出会ったことはありませんか?私はそんな人のことをスーパーマンと呼びます。一芸に秀でた能力を持つ人、道を開いた人には並外れた集中力、実現に結びつける力があるのですね。
 本日、日経新聞に気になった二つの記事がありました。事務用品のコクヨが社有林を持つ企業向けに、その山林から採れた間伐材で作ったオフィス家具を販売する事業を始めたそうです。間伐による森林保全と資源の有効活用を企業に訴えて、自分たちのビジネスに結びつける試みですね。
 最近の運送・引っ越し業も、ただ荷物を運ぶだけではなく、運んだ先の家の事情に合わせた家具などの据え置き方を助言したり、家庭の電気器具の配線の施設を受け持ったり、付加価値をつけた差別化に努力しているところもあるそうです。
 自分の得意分野にプラスアルファの付加価値として、どんな顧客ニーズがあるのかを一生懸命見つけ出そうと努力している企業があります。
 もうひとつは、大和証券グループ本社が大手不動産ファンドのダヴィンチ・ホールディングス系列の不動産投資信託(REIT)に出資し傘下におさめるという記事です。
不動産投資信託(REIT)の運営はREITの実務者の力量に大きく左右されるもので、器の立派さはそれほど重要なものではないと私は考えています。器が立派になっても、運営する人たちがゴソッと抜けたりすれば、これまでの仕事を維持することさえ難しいし、運営する人たちがそのままでいいと割り切ったら改善は余り期待できません。
 傘下にしたREITに大和証券グループ本社が関わることで、どんな大きな付加価値が期待できるのか、株主に対して大きくアピールするイメージをお持ちなのでしょうか。
 大和証券グループ本社という後ろ盾ができると、REITの信用力に箔がつき、これまでよりも資金調達が楽になる。確かにそうだと思います。でも大和証券グループ本社にはどんな付加価値が期待できるのでしょうか?それは、なぜダヴィンチでなければならなかったのでしょうか?
大和証券グループ本社の得意分野がどこで活きてくるのか、それが将来どんな大きな事業として花が開く目算を立てているのか?
 証券と不動産投信とのコラボ効果。個別証券会社と個別REITとの組み合わせに、「これっていいかも」という気がしなくて、ちょっと違和感がありましたので本日の話題としました。