シカゴの日経平均株価先物取引では10085円と1万円の大台に乗せて引けました。今週はゆったり過ごす週としましたが、株価・商品相場は徐々に値を切り上げていくしっかりとした上昇相場となりました。日経平均株価1万円の攻防を予想する人が多いと思いますが、円安傾向が顕著になったり、個人投資家に加えて、鳴りをひそめていた外国人投資家の買いが数字として戻ってくれば1万円の大台抜けを果たし、むしろ1万円の大台を下値として意識する展開もありかなと考えています。なにしろ日本の株価は他のアジア株式の値上がりに大分出遅れています。外国人投資家にとっては、日本はアジア株式の一角でしかないようですから・・・。この出遅れが注目されて、外人投資家の買いがそろそろ戻ってきても良いのではないでしょうか。
 政治的空白を懸念材料とする人もいますが、どうなんでしょうか?すでに、安倍総理時代の後半から政治の空白は続いています。いまさらという気がしてなりません。
むしろ8月30日の衆議院選挙まで各党のマニフェストを比較して争点を確認する期間が与えられ、国民的な盛り上がり効果が期待できて意味がある期間になったと思います。
 昨日の日経新聞には大手百貨店にユニクロが出店するというニュースが載っていました。
紳士服専門店や家電量販店が百貨店に売り場を出すといった話も増えてきました。
売り上げの減少に悩む百貨店と立地の良いところに大店舗の出店を狙っていた専門店のニーズが具体的な形で現れてきた。そう考えると、水面下で動いていた前向きな動きが、リーマンショック後の困難を抜けて、少しずつ現実のものとなってきていると考えるのは期待しすぎでしょうか。
 楽観で浮かれている時ではないですが、「危機をチャンスに」と前向きな行動の芽をもっと評価すべき時だと思います。「考えているほど悪くない」