昨日は久々に相談者の前で、現状の投資環境を整理して話す機会がありました。その中の相談者の言葉に「株価の上昇がストレスになる」という話がありました。私は「やっぱり」と思った次第です。

「何であんな安いところがあったのに買っておかなかったのだろうか。現在の株価程度の上昇では売ったら大きな損だし・・。なんかハッピーな気分になれない」
 本日の日経平均株価も「そうだよなあ。下げてもおかしくないよなあ・・・。あれれ、またしっかりしてきちゃったぞ?あれれ?」と、どちらかというと「下げるのを確認して安心」、「上がると当惑」という感想を持つ人の方が多いのではないでしょうか?
しかし、日本株式相場の上昇はかわいいもの。新興国の株式や商品相場に比べれば・・・。日本人の目ではしっかりして見えた日本株式相場が外人投資家にとっては出遅れた市場に見えるぐらい。これまでのパターンで言えば、月末、月初で当面の天井をつけ、再び1万円を大きく割り込む展開ですが、外人買いの戻りがこの先も目立つようであれば、ジリジリと株価は切り上がり、「やはり当面の上昇目安は12000円だ」という声の導火線に火がつきそうな気がします。
 私は現在の株式相場の上昇を割り切って見ています。理屈じゃないんです。ムードなんです。したがって、「いくらが妥当で、現在は割高だ」と言っても仕方ない話で、上値を買っていく人が次々と増えていけば相場は舞い上がり、途切れたら失速します。今はまだ増えている過程にあると私は考えています。