バブル時代を振り返ると、「なんで、あんな派手な生活が維持できるのだろう?」と不思議に思う場面に出くわします。

「どう考えても、そんな生活を維持するのは無理じゃない。この人どんだけ稼いでいるのだろう?」
「一見普通の人。普通の収入のように見えるのに、なんでこんな豪勢なものがぽんと買えるのだろう?」
 詰まるところは、貸してくれる先があるから「お金には不自由していない」というケースが多い。
 中国一般家庭の消費の話を聞くと唖然とすることが多い。新婚家庭で、特に給与が高いわけでもない夫婦がいきなり高額なローンを組んでマンションを購入し、車を買い、家電製品をそろえ、おまけに年に数回の旅行にも出る。多くを親からの援助に頼っている。
その親のお金の出所はどこなのか?そんなに親には余裕があるのか?
みんながみんなとは言わないけど、相当融資条件が甘いのではないかと疑ってしまう。
みんながみんな、そんなに蓄えがある親に恵まれているとは思えません。
 詰まるところはやはり、貸してくれる先があるから・・・??
 それから、ファイナンシャルプランナーになって初めて知ったのですが、こんなに良い制度が日本にあったのかと感心したのは「高額療養費」という制度。どんなに医療費がかかったとしても、所得水準などで定める自己負担額の上限を定め、超えた分は払い戻しを受けられる制度。
この制度でどれだけの日本人が救われているのか。そんな珠玉の制度。
 本日の日経新聞の「高額療養費見直し」の記事を見て、「あー、やっぱり。ここまで削られる対象になってきたのか」とハッとしました。
内容を読むと、「自己負担を軽減する」という話。
正直、自己負担軽減はありがたい話ではありますが、それよりも目先の選挙目当てで自己負担軽減を唱えるのではなく、「この制度は何があっても守る」という約束の方がどんだけありがたいことか。選挙目当ての話の中にちりばめた話題の一つのように、「高額療養費」の話が軽く話題にされたようで心配になります。「何が国民生活に大事な制度なのか」を本当にわかって議論してくれているのか。「言ってみただけ〜」の連発は勘弁願いたいものです。