昨日、今日の相場コメントを聞いていると、「米国S&P500指数が1000ポイントを抜けたのは大きい」とか、「日経平均株価の200日移動平均線が2年ぶりに上向いてきて、長期的な基調の好転が期待できる」とか、強気の見方を支持するコメントが増えてきました。
 赤塚不二夫の天才バカボンの一場面を思い出しました。夜、蜘蛛を発見して「不吉な予感」と布団を被って心配していた登場者が、朝、蜘蛛を発見して「今日は縁起が良い」とご機嫌になる。子供が「父ちゃん、それは昨日夜出た蜘蛛と一緒だよ」と言われても意に関せず。
そしてその日、その登場者は亡くなってしまった。果たして、その人にとって、その死は不幸だったのか、往生だったのか。
 いずれにしても、ここからは「天井はどこか」なんて当てものに関心を持つよりも、「天井で売ることはできない」と割り切って、「良いところで売れずに損した気分」と後悔しないように、今後の上昇期待相場と付き合った方がよいと思います。
 買う人があらかた買ってしまい、「上がれ」と空を向いて願うとき、相場は失速する時を迎えます。
その予兆はなく、突然起こることが多いです。下げても、長く下げ続ける相場にはならないとは思いますが、目先の下げはいつあってもおかしくないと覚悟して投資する心構えが必要だと思います。