先週は注目されていた7月米雇用統計の数字が予想外の堅調数字であったことを受けて、ニューヨーク株式は113ドル高の9370ドル、為替市場は米ドル98円、ユーロ139円、豪ドル82円手前まで円安が進行しました。シカゴ日経平均先物は10725円まであって引けは10635円。今週の日本株式相場が一気に高いところから始まりそうです。

 先週は相当、個人投資家を中心に利益確定の売りが出たはずですが、それをこらえ、外国人投資家の買いの増加に加え、米国株式相場がここまで押し上げれば、日経平均株価の1万円大台はかなり固くなったと認めざるを得ません。
「目先は買いだ」と割り切った投機家・投資家は、材料株を物色し、短期的な値上がり利益を求める展開が予想されます。
 
 私のように鼻のきかない人間は少々お休みを頂く相場展開になりそうですね。
 現在の相場は先物主導の相場と言われています。まさしく、その通りだと思います。
 日経平均株価10500円を抜き、11000円手前。ここを抜けたら12000円手前まで。12000円を抜ければ14000円手前・・・、なんてね。
 だけど、「日経平均株価は10500円から11000円めざし」は理解できても、個別株式を見ると「この株式は日経平均株価が10500円の時、11000円の時、いくらまで上昇しているのだろうか。もしそこまで上昇するとしたら何がその背景に・・・??」。
 私はここまでの上昇過程で、「現在の株価上昇は下げすぎた反動でしかないので、理屈でこの株価は妥当ではない、割高だと叫んでも無駄。買う人がいる限り上昇し、買う人の手が止まったら失速する。それだけのこと」と申し上げてきました。しかし、その私でも現在の株価水準は、まともな企業の株価のほとんどがいいところまできたと思っています。
 したがって、ここから買えるのは「夢まで食らう材料株」と機械的に水準を投資する日経平均株価やTOPIXのETFぐらいかなあと思っている次第です。
 これから先の相場上昇では、まともな投資家はどんどん振り落とされ、ごく限られた人たちが切った張ったを繰り返す相場に突入。ある意味、参加者が少なくなり、値が飛びやすくなるでしょう。「閑散に売り無し」。
ここは割り切って参加する?割り切って参加しない?割り切って様子を見る?
いずれかのスタンスを固めておかないと、巻き込まれて痛い目に遭うかも知れません。