「まだまだ上がりそうですか?」と質問されない日がないほど、相場の先行きが見えなくなっています。「今ほとんどの証券会社の担当者は強気な見方をしている」という話も聞きました。

「何故今売るんですか?買いですよ。何で弱気になるんですか?この相場で・・・」と自信満々で言われると、売ろうとする気持ちがひるんでしまうようです。それぐらい、鼻息が荒い・・・らしい。
 私はこれまでの日本株式相場の上昇を支えていた大きな要因として、円安基調の継続に注目してきました。そして先日のドル98円、ユーロ139円、豪ドル82円まで円安に戻ったことで、いったんの円安基調は達成し、これ以上の円安は余り期待できないと考えています。
したがって、今後は円安基調という大きな支えを失った後、さらに日本株式相場が押し上げられていく要因があるかどうかに注目しています。
 ひとつには日本企業の収益が本格的に回復する道筋が見えてくること、次に海外要因で日本株の割安さが見直され注目され、日本株の比重を高めていく外人投資家の積極的な買いが継続的に入ってくること。最後に、この先日本株式相場の足を引っ張るような海外市場の急落・暴落が起こらないこと。
 ここ最近のブログを読んでいただいている方にはおわかりでしょうが、私は非常に慎重な姿勢で現在の相場を眺めています。何故なら、私自身が現在の相場は非常に見通しにくく、とても「確実に勝てる相場」とは思えないからです。
 この先まだまだ上がるのかも知れません。もしかしたら下がるのかも知れません。どっちに転んでもおかしくない相場に参加して、「相場を当てて大きい果実を取るんだ」という人がチャレンジする場ではないでしょうか。「よくわからないけど買っておけば良かった」と久しぶりに参加をする人を募る時期ではないと思います。
「そんなに自信があるなら、あんた買ってみなよ」