日本の携帯電話は高機能すぎて、時代の先端を行きすぎて、海外の携帯利用者から敬遠されていると聞きます。そんなにまで付加価値を求めていなくて、「機能がシンプルで価格がリーズナブルのものが欲しい」という声が耳に入っていないかのように、斬新なモデル、機能を追求しています。ごくごく一部のプロマニアのニーズを満たしたいという狙いがあるなら別ですが・・・、作り手側の自己満足ではないでしょうか。
 同じ事が、コストが安くてアクティブ型投信よりも頼りにできるというETFの品揃えにも感じます。
「目指せ100本」とか、内容ではなく、まず品揃えの多さが目標になってしまう。
取引所も取扱証券会社も、やっぱりずれていると思います。
 投資家はETFの品揃えの少なさに不満を持っているのでしょうか?
基本ETFは市場平均に連動するインデックス型と理解していますが、100本のインデックスって、どんな対象をイメージしているのでしょうか?そんなに必要な人がそんなにたくさんいるのでしょうか?
それよりも、現在上場しているETFがもっと投資家に認知を受け参加者を増やし、「なかなかETFはよいものだ」というフアンを増やしていくことが大事だと思います。
 このままでは、「ETF=流動性に難あり」と投資家にレッテルを貼られてしまい、いくつかを除いて投資家に見向きもされない存在として放置されて、ETFはゴーストタウン化してしまうように思います。これでは、以前上場の数を優先して、各取引所の競争が過熱した後非難を受けた「新興市場の空洞化」の二の舞になってしまうのではないでしょうか。
 ETFは投資のツールとして非常に期待が高い金融商品です。「作り放し、売り放し」で後は知らないよ。目先の商売チャンスを逃したくないだけ・・。これは勘弁です。
 ETFによって、証券会社の取扱によって、特定口座を利用できたり、できなかったり、売却時の税金の取扱いが異なったり、品揃えに一生懸命になる以前に、投資家のために整備しなければならないことがあるように思います。「実際やってみたら、使い勝手の悪いものだったよ」と言われない配慮がもっと必要だと思います。