最近、事業再生ADRという聞き慣れない言葉を耳にすることが多くなりました。事業再生ADRとは、私的整理の手法のひとつで、民間の第三者機関である「事業再生実務家協会」が金融機関などの債権者との間で調整役を果たし、再建計画をまとめるものらしいです。
 債権者である金融機関は借入がある企業からの金利減免や債務放棄の要請を受け入れて実行した場合に、あとで株主から「不当だ」と訴られる恐れを感じ、なかなかスムーズな対応が取れないなどの事情があり、当事者間の話し合い(私的整理)の形を取り、第三者機関に紛争の解決を委ねる、この事業再生ADRが注目されているそうです。
不動産大手 コスモスイニシア(旧リクルートコスモス)
ラディアホールディングス(旧グッドウィルグループ)
不動産会社 日本エスコン
ベンチャーキャピタル 日本アジア投資
地方百貨店 さいか屋
消費者金融 アイフル
PHS大手 ウィルコム
 などの企業が申請しています。こうした新しいスキームの紛争解決手段が出てきているということは、今まで頼りにできた、役割を果たしてきたところが役割を果たせなくなってきたからですね。
やはり、お金回りの問題解決、金融の目詰まり解消はまだまだ先の話になりそうで、万一の資金ニーズに備えてお金を準備し、ため込む状況は当分続きそうです。
 したがって、貯め込んだお金はリスクを特に嫌うお金ですから、どんなに金利が低くても、国債や現金に流れるでしょう。国債の金利や短期金利は当分上がりませんね。
 ところで、亀井大臣は鳩山内閣のいつ作動するかわからない時限爆弾みたいですね。藤井財務大臣にかみつき、原口総務大臣にかみつき・・。和を尊んでばかりいる人も問題ですが、「勝手なことを言うな。全て俺が正しい」と全く協調性がない人を閣僚に取り込んでしまった鳩山総理は相当苦労しますね。亀井氏ではなく、綿貫氏だったらと、おそらくほとんどの人が苦笑いをしているのだと思います。小泉内閣の時の田中真紀子外務大臣とダブって見えます。
 自民党総裁選も、いつもと変わらない構図を見せられて興醒め。自民党大敗の責任を感じている人たちは潔く、変革の志の高い人に今後を託すべきなのに、それを国民はちゃんと見ていることを知ってか知らずか、見苦しい。それとも、そんなに河野さんには人徳がないのでしょうか。
とても自民党に、非常事態にあるという危機感が見て感じられないのが不思議でなりません。