本日は、久々に、とがった運用のプロとお話ができました。世の中、インデックス投資ばやり、ETF投資ばやりで、ある意味、「このままでいいのか」と不満に思っていた私にとっては、「投資家に儲けてもらって喜ばれるアクティブ型投信を作りたい」という話は非常に愉快に聞きました。

 私がまず「インデックス型の値動きがわかりやすいという特徴は、初心者向きの投資信託だという意味ではないと思うのですが、どうお考えですか?」と尋ねました。
 彼は「運用するものとして一番難しいのは投資のタイミングです。いつ買って、いつ売るか。特に売りは難しいものです。その売り買いの難しい投資判断を投資家に委ねるインデックス型は簡単な投資信託ではありません」と答えました。   (少し、私の意訳も入っています)
 彼は、彼の投資の考え方に賛同し、信頼し預けてもらった投資家の資金をインデックス型投信を大きく上回る実績を上げて、長く応えていきたいと言ってました。
 以前、ある人から「前川さんはアクティブ型を勧めるのですか?」と怪訝な目で見られたことがあります。私は非常に運用会社に不満があります。運用のプロとして、「3年もかけてインデックスに勝てないアクティブ型の実績になって恥ずかしい」という声を聞いたことがありません。
 むしろ、「アクティブ型でインデックス型の運用を上回る実績を上げられるものは3分の1しかなく、インデックス型の方が投資家に向いているのかも知れません」と恥ずかしくもなく言う運用会社の人。何で運用会社を志したのでしょうか?
 究極の投資家に喜ばれる投資信託は、できるだけ信託報酬が低いインデックス型投信なのでしょうか?
 「投資をやりたいけど、自分ではできない人。私の投資の考え方に賛同し、大事な資産をまかせてもいいという人歓迎です。期待に応えて喜ばれる実績で報いたいです」というアクティブ型の存在がないと、世の中つまらないインデックス型ばかりになります。
 つまらないアクティブ型ばかりの現在の状況から、「やったるぜー」ととがったアクティブ型がまず一つ出てきて欲しいと切に望みます。
 「どう考えても、この相場なら、インデックス型よりもアクティブ型で大きく儲けたいよなあ」と思っても、残念ながら、インデックス型に毛が生えたようなアクティブ型しか見あたりません。「それだったら、インデックス型、ETFでいいんじゃない」という結論が非常に寂しく感じています。
 だから、本日の話はうれしく聞かせてもらいました。