政権交代から、まだ1ヶ月ちょっと。いろいろ慣れないこともある中で、初心貫徹、日本の活性化を図る活きた税金の使い道への模索を期待し、長い目で見ていこうとは思ってはいますが、最近、何か変。大丈夫?というドタバタ続き。
 誰もが「急ぐ必要はないんじゃない」「実施するまでには整備すべき事がたくさんある」と指摘が多い高速道路の無料化。財源にメドが立たない子供手当よりも、子供を預けて働けるインフラ整備を急いで欲しいという現場からの声。現実に雇用にあぶれた、あぶれることを恐れる雇用対策など「今をどうしてくれるのか」という答えの準備をしてくれているのか、いないのか。
 「現場はそんなに悠長にしている状況にない」と自民党を責め立てた民主党。
 それも、これも、いろんな話が政府・閣僚から出てくるけど、肝腎の鳩山総理がどんな絵を描き、現在その方向に向かって、順調に進んでいるのか、少し狂いが生じてきているのか、が全然伝わってこないからではないでしょうか。閣僚の発言の付け足しのようなコメントばかり。「閣僚に任せている」と言えば聞こえはいいが、責任のない話が飛び交っているのは総理のはっきりしない態度に問題があると思います。またまた、日本の政策リスクを意識せざるを得なくなる状況を懸念します。
 特に、今回の日本郵政の西川社長を辞任に追い込んだ一連の流れは「いじめ」と言われても仕方ない低レベルな対応ではなかったでしょうか?正直、問題山積で、この切羽詰まった時期に、あえてこの件を急ぐ必要があったのでしょうか?「何で西川社長では任せられないのか」をもっと説明すべき時間があっても良かったのではないでしょうか?実際、国民から「西川社長はけしからん」という声が上がっていたとは思えません。上げるほどの材料を我々はもらっていないからです。
 後任は元大蔵次官で、東京金融取引所の齋藤社長とのこと。官僚出身者の日銀総裁候補に次々ノーを突きつけた民主党。あんな辞め方を見せつけられた後では、経済・財界人で受け手が見つからなかった事情があったことはわかりますが、逆に、まず「西川社長解任」ありきで、その後のビジョンがなかったのではと疑ってしまいます。
 強権、独裁、傲慢。そういう非難を受け流さず、無視せず、丁寧な説明を行うことが、国民の支持を背景にこれから大きな仕事を期待される鳩山政権・与党に欠かせない責務だと思います。
「長い目で見たいけど・・」と期待している人をガッカリさせないように、鳩山総理に方向性を明確に示してもらいたいと願います。
 こんなドタバタ政治を見せられては、投資マネーが日本市場に関心を持たなくても当然です。