昨日はニューヨーク株式が200ドルの大幅高、原油は80ドル、金は1050ドルと節目を意識する水準まで一斉に戻りました。結果、それを受けた日経平均株価は1万円台には乗せました上値が重い状態のまま10015円で前場は引けました。

 目先の底値に届いた感もない中途半端な位置から、1万円台に戻ってしまったのは、かえって日経平均株価の1万円のカベを意識する結果となり、この下落の調整は長引き、再び1万円の大台を力強く抜けていくまでには時間がかかりそうだなという印象を持ちました。
 「何かをやっていることはわかるけど、将来のどんな国益のためにやっているかが見えない」民主党と同様に、現在の投資環境も、「そんなに悲観することはないようだけど、自信が持てるような、強気になれる」ような材料もなく、ただ単に、「案外悪くなかったじゃん」と過ぎてしまった郷愁だけで流れているだけで、展望が開けない。以前満ちていた危機感も薄れがち。
 結局、新しい展望は市場荒れて、「金利が上がる」、「株価下がる」、「デフレ、不況感が強まる」など危機感が再び高まらないと打ち出せない、見えてこない、というのはさびしいですが、今回もそんな感じがします。したがって、私は年末に向けて季節外れのタイフーン、ハリケーンを警戒しています。