本当に情けない状態ですが、日経平均株価の水準はシカゴ市場の日経平均先物が最終的にいくらをつけたかで東京市場での動きが決まってしまっています。9700円で終われば、東京市場は9700円のまま。そして米国市場に戻って動き出し、その水準を見て、次の東京市場の新しい動きが決まる状態。
 日本株を知って、取引しているプレーヤーの主たる舞台は日本ではないのでしょうか?
「日本の投資家はどう考えているんだろう?」と海外の投資家から東京市場が注目される時代はもう来ないのでしょうか?非常に情けない、状態だと思います。
 以前から、海外株式に投資するなら、日本国内のプロではなく、現地の運用のプロに任せた方が信頼性が高く効率的と考えていました。逆に日本株式の運用であれば、わざわざ海外のプロに頼る必要はなく、国内で活動し実績があるところのほうが期待できるものと考えていました。
「餅は餅屋」
 しかし最近の日本株式相場の状況を見ていると、「日本株式の状況を一番理解しているのは日本のプロ」とは言えない体たらくでさびしいですね。
 赤字の会社ではなく利益が出ていて、財務基盤がしっかりしていて、株主にはそこそこの配当を還元できそうな企業。そんな銘柄が玉石混淆の中で売られているとしたら、これはチャンスではないのかと素直に思います。
 結局、また外人投資家が「こんなに株価が安くなれば、企業を丸っぽ買ってもいいじゃん」と投資のモノサシを突きつけられないと買いに踏み切ることができないのでしょうか?
「中国資本が買いに来る」が唯一の日本株買い材料というのでは・・トホホですね。