昨日の日本株相場は久々の感情を呼び覚ましてくれました。私が証券会社の営業マンになりたてで、株式投資が面白くなってきたときの相場を。

 当時は、どの銘柄をどのタイミングで買っても儲かる相場展開が続いていました。そのため、株式投資の悔しい気持ちは「自分のお気に入り銘柄」の値上がりの幅が、他の銘柄に比べて大したこと無いと感じたときでした。昨日も、どの銘柄も値上がりする相場で、「自分の銘柄は100円しか上がっていない」と物足りなく感じた人も多いのではないでしょうか?
 投資している人でそうなのですから、投資をしていなかった人は「何でこんなに上がるかなあ」とか、「やっぱりあの水準は安かったんだなあ」とか複雑な思いをしたのではないでしょうか?
また、おそらくはそんな状態が起こっていたことさえ知らない人のほうが多くて、「株がすごく最近上がったんだよ」と後で言われて気づく方が過半なのかも知れません。
 私は想像しました。「もし円安が一段と進んだら・・・」とか「押し目を待っていたのに・・・更に株価が一気に上昇してしまった」とか「なんだか知らないけど、急に出来高が増えてきた・・・外人買いが入っているらしい・・・」とかいう展開になったらと。
 「クリスマス商戦低調というニュースにも反応せず、株価が弱くなる気配がないのは実際はネット通販の売れ行きが想像している以上にいいのかも・・・」など、円高や株安にならない後付けの材料が注目される地合いになっちゃうかも・・・。この宴は年内続きそうな予感がします。株高・円安の状況に遭遇しハッピーと思える人よりも、圧倒的に後悔の念を抱く人のほうが多く、その気持ちが相場をさらに株高・円安の方向に押し上げる力になると思うからです。
 そうなるかどうかは、来週の前半にさらに騰勢が強まるかどうかで決まると注目しています。
私はこの先しばらくは、弱気に見ている人がさびしくなる展開を想定しています。