過熱感もなく、非常にあっけなく、ニューヨーク市場では日経平均株価指数先物の水準が10200円台、ドル円は90円台に乗せてきました。個人的な感想では、妥当水準に戻ったと考えていますが、相場には行き過ぎがあるものです。来週は「行き過ぎがどこまであるものか」を眺める週になるのではないでしょうか。
 出遅れた投資家が出遅れた後でも比較的安心して投資できる大型優良株の中にはまだ割安なものがありますし、目先の値上がり利益を取ろうと「売り方が踏まれて退散しそうな」小型材料株を狙う人もいるでしょうから、対象銘柄には事欠かなく、参加者が増えれば盛り上がる週になると思います。これは「売りたい強気」ではありません。今、受けている素直な感想です。
 ただし、私は今回、うまく買えた投資家には「欲張らずに、これで良しと思える水準では利益確定すること」をお勧めします。チャンスはこれから何度もあるはずですから。
 本日、日経新聞に「また行きたいアウトレット」という記事がありました。来訪者に「また行きたいかどうか」のアンケートを取った結果です。「とても行きたい」と満足度の高いアウトレットがある一方で、「利用頻度」「利用金額」が減っているところもあり、消費者の感覚はやはりシビアです。
 私もいくつか、家族に引きずられていきましたが、正直、「もう来ることはないだろうな」という感想です。わざわざの時間を作り、遠くまで来て、それだけの満足感を私は感じることができませんでした。ある人は、「最近地方のイベント会場には確かに人が集まっているけど、とても買い物をしているようには見えない人が大半だった」と言っていました。「まあ、家族で出掛けてみるか」と、一日ゆったりできそうなところが必要なだけで、どこでも良かったという人が多いように思います。
 以前の百貨店の改築増床ブームが、今は経費倒れでヒイヒイ言っている状況にアウトレットモールもなってしまうのではないかといらぬ危惧をしています。
我々、相談を受ける立場も、アウトレットモールと一緒ですね。「もう一度、聞いてみたい」というリピーターがあって支えてもらえているのですから。「二度と聞きには来ないだろうな」という存在にならないように日々の精進は欠かせません。