アジアの景気は悪くない。米国の景気も悪くないかも・・・。景気の暗い部分をみれば冷たいけど、見方によっては「悪いと決めつけるのも乱暴かも」という景気指標が出たり、イベントの賑わいを見て、迷う事例が多くなってきたと私は思います。
 「確かに楽観できないけど・・・・」といった、なんかモヤモヤして「確実に二番底の底が割れてしまう」と言い切るには釈然としない。そんな感触があります。
「悪くなるのは必然」「悪くなるはずだ」
            ↓
「意外と悪くないかも」「意外と良いかも」
            ↓
「思ったほど悪くなかった」「やはり良かった」
 10−12月期はこんな感じになるかも知れませんね。
一般庶民は景気回復の実感が沸いてきませんが、富裕層や金融危機の影響を余り深刻に受けていなかった人たちの消費はすでに戻ってきつつあるように聞いています。
おそらく国内だけの状況ではなく、海外でも同じ現象が起こっているのでしょう。それが日本株式以外の株高トレンドの背景になっているのではないでしょうか。
 誰もが判で押したように「来年1−3月期の景気は低迷、失速する」という悲観的な見方は、「4−6月期は・・・」とか、「上海万博の時期がヤマ場」とか少し先に延びて、目先の警戒感が和らいでくるように感じます。
 今後は「本当に1−3月期に景気が底割れし、企業業績、国民生活に支障が出る事態が発生するのか」が相場動向のポイントとして注目されます。
個人的には、昨年ほどひどい状況に再び世界が同時に落ち込んでいってしまう可能性はないと考えていますが・・・。したがって、割安なものが妥当に向かう相場展開が今後しばらく続くと私は思います。ただし、割高感のある投資対象には近づかないほうがよいでしょう。自分で割安だと確信の持てるものの中で投資を検討しましょう。「何でも買えば儲かる」バブルが発生するのは、まだ当分先になると思います。