初商いの株式相場、為替相場は、株高・円安を期待する人にとっては、まずまずのスタートになりました。日経平均株価10700円、米ドル93円程度の水準での動きを、頭が重いと見るのか、しっかりしていると見るのか、見方はいろいろでしょうが、上にも下にも行きそうな居心地の悪い位置にあると言えるでしょう。
 これから欧米市場に移って相場の動きがどう作用していくのか。個人的には、円高に振れるという見方が後退し、「日本株式の株価が目先上昇していくのは仕方ない」というムードに傾くと想定しています。日経平均株価に比べて出遅れた、日本株全体の動きを示すTOPIXが明らかに堅調だという印象を持たれるまでは日本株式相場に過熱感が出ているとは言えないのではないでしょうか。そういう意味では、メガバンクの株価が弱含みで推移する現在はまだ相場は走り出したとは言えないと思います。現在私はメガバンク株の動向を株価水準の過熱感を測るモノサシとして注目しています。