昨日は注目されていた米国の経済指標「3月米雇用統計」の数字が発表されました。非農業部門の雇用者数は前月比で16万2000人増え、2カ月ぶりのプラスという結果でした。事前の予想では、30万人増という大きな期待もありましたが、ほぼ事前予想通り、緩やかな景気回復を示す数字でした。為替相場はドル高となり、米ドルは95円、ユーロ128円、豪ドル87円の大台に接近し、原油価格は85ドル目前まで、そして日経平均株価先物は一時11400円台まで上昇しました。
 どの水準も、おそらくたいていの人が上昇の目安として当初から想定していた水準にかかってきたと思います。「相場はもういいところに来た」という声も多くなってきたようにも思います。
非常に難しい水準に入ってきたなあと個人的にも思います。
そういう意味では、さらに円安・株高に居所を変えていくのか、それとも、いったんの天井をつけて、目先のそこを探る調整に入っていくのか、現在は重要なポイントだと思います。
 私は利益を確定する円高・株安を促すパワーよりも、「余した資金を有効に活用すべきだ」という円安・株高を促すパワーのほうが少し勝っているような気がしていますので、具体的な相場の過熱を抑える政策の発動がなければ、なかなか下押ししない、堅調な相場が少なくても1〜2週間は続くのだと考えています。もし、そんな展開が1〜2週間続いたとしたら、相場の風景も大分変わってしまうのではないのでしょうか。引き続き、楽しみに見ています。