ほとんどの人が「だいぶ、円安・株高で損は減ってきたけど・・・」と、現在の水準でもハッピーになれない気分だと思います。そして、一部の人が、「だいぶ上がってきたから、いったん売っておいて安くなったら買いたい」と考えている人がいます。

 つまり、現在相場を眺めているほとんどの人は、「もう相場にこりごり、早く現金化してゆっくりしたい」と考えているのではなく、売却し換金した後に「売っては見たものの、そのまま置いておいてよいのか。投資できるような対象はないのか」と、売った後にプレッシャー・ストレスを感じることになる可能性が高い人が多いように思います。
「いいところで売って割安になったら投資したい」
現在のように、「今日は安いけど、明日も安くなるのか?」という、ジリジリと水準を底上げしている相場では「売った後にもしかしたら同じ物をもっと高いところで投資しなければならない羽目にならないか」という不安がよぎり、売りに躊躇してしまうものです。
 私の場合は、割り切ろうと考えています。「売却する時は、その後、ここは割安と思う機会がなければ現金で置いておいても構わない」という腹を据え、納得できる売却水準の目安を立てています。まだ、その水準には少し開きはありますが・・・。
 先日、私のクライアントから「最近の大手証券会社の担当者でも頼りないぞ。なんでもかんでも、俺に話を持ってきて、反応をうかがっている。俺が関心を示したものはいい提案だとモノサシにしているみたいだ。俺のレベルが上がったのか、担当者のレベルが低くなったのか」と聞きました。
とても顧客ニーズに合わせた提案を期待する状況にはほど遠く、「情けない」と一言で片付ける以前に残念な惨状ですね。ちなみに担当者は新人ではなく、責任ある立場の人のようです。