中国は、やはりすごい国だと思いました。上海万博のPRソングが岡本真夜の「そのままの君でいて」の盗作であることを事実上認め、しかも、正式に岡本真夜に曲の使用手続きを行う対応を取りました。この対応の早さ、しかも「だったら本人の了解を取り付ければいい」という発想の転換は、ある意味、見事。すごい国ですねえ。日本でそんなことが起こったら、どんな展開になっていたことか。他人事で、政府は関係ない風をよそおって知らんぷりではなかったかと想像します。
 ところで、企業業績の発表や業績修正の発表の内容には、「黒字」とか「増益」、「プラス」とかの言葉が目立ってきました。だから、「株高になってきたんだ」と材料出尽くしととらえる見方があります。私は少し楽観的に見ています。
これまでの株高は「つぶれると思ったけど、それほど心配する必要はなかったようだ」という、生き残りを好感して、本来の企業価値を探る過程だったと思います。
これからは「あんなに心配したけど、けっこう利益も出ているじゃんか」と、今後の期待を膨らませる企業が出てくる段階に移ってきたと思います。
そこで注目するのは「こんなに利益が上がっているんだ」、もしくは「こんなに利益が上がっていくんだ」と想像を超える有望企業が出現するかです。「そんな企業があるはずがない」「景気回復は一時的なもの」と、私を含めて大抵の人が考えていると思います。その考えを覆すほどの企業が出てくるかです。
 「笑いが止まらないぐらい、忙しい思いをしている企業」がどこかで黙々と存在しているような気がします。それが景気全体に活力を与える力になっていくかはわかりませんが、そろそろ、「ここにもあった。あそこにも・・・」と見聞きできるようになるような気がしてなりません。まったく根拠も確証もありませんが・・・。
「ホテルの稼働率が高まってきた」というニュースもありました。「今日よりも明日に期待が持てる」。そんなムードが広がっていきそうな気がします。