高値圏にあると指摘されることが多い株式相場。株価が下落すると、「やっぱり下がったか」という感想をよく聞きますが、一方で、なんや、かんや言っても、弱気の見方をする人でも、日経平均株価で言えば1万円割れまで下落すると想定している人は少ない。

つまり、当面しばらくの株式相場は高値圏で推移するという見方が大勢です。
 本日の日経では、高格付の社債利回りが国債並みになっていて、リスクを嫌う資金が流れ込んでいる証しだと記事にありました。利回り水準が低くて売れ行きが悪いと言われていた国債並みに金利が低下したのは、「株価がだいぶ上昇してしまった」「為替がだいぶ円安になってしまった」と 株高・円安に乗り遅れてしまった、今更 という人のお金が消去法的に国内の確定金利に流れていった結果と考えるのが自然だと思います。
 こうした国内金利の低下基調も、当面しばらく続くものと思われます。
 株価が高値圏で推移し、国内金利の低下基調は続く。そこで生保など、リスクを極力軽減しながら運用の効率アップを期待されるところでは最近、円でヘッジしていた外債のヘッジを外して、内外金利差を享受しようとする動きが出ていると聞きます。円安期待にならずとも、円高懸念が後退すれば、「株式リスクは取れない、取りたくない」「国内の低金利には我慢ならない」という人で為替リスクを取りやすく感じる方が増えてくるはずです。こうした為替リスクをあえて取ろうとする参加者の増加は円安基調を支える力になると思います。
 目先の大型連休中にも、「大きく円高に振れる可能性があるかも」という円高リスクが残っている現在の環境は外貨投資のチャンスではないでしょうか。今が外貨投資の最良の時とは言いませんが、今後の円高局面は楽しみに、前向きにとらえた方がよいと思います。