「田中長野県知事、3選ならず」の報を聞いて、「やっぱり」と私は受け取りました。若いころの田中氏は「私と真逆の人間だ」と生理的に好きになれませんでしたが、知事になってからの真摯な働き振りを見て、「なかなかできない仕事をする」と尊敬すらしていました。
 しかし昨年の衆院選で新党日本の代表としてテレビに出演する様子を見て、「田中は、ずれてない?」と違和感を持ち不快にさえ感じました。おそらく長野県民の支持者にも同じように感じた人が多くあったのではないでしょうか。これは彼の慢心からなのか、それとも焦りなのか。
 いずれにしても、これから長野県民は大変ですね。有能で掛替えのない人材だった人が見るのも嫌な存在に変わり、そしてその有能な人材の代わりを見つけなければならない。大事な人をいっぺんに二人失った感覚でしょう。
 そういう意味では次の後継者を作ることもなく、県民の信頼を裏切った田中氏の罪は重いと思います。来年参院選への出馬も噂されていますが、ここは意地を見せて、長野で後継者になるべき人を育てるために尽力していただきたいと思います。