「今は相場も堅調だけど、7月に参議院選挙があるから、いつまでもつのかなあ?」という声もあるし、実際「どう思う?」と尋ねられることも、だんだん多くなってきました。
 自民党政権に愛想を尽かし、改革を期待した民主党は何をやってんだか。自民党からはじかれた人たちや、このチャンスに一発を狙う人たちが新党を勇んで作る。そんな悪いイメージが鼻につくムードが広がっています。そんな政治の体たらくを見て、相場の持続に自信が持てないという声があるのはもっともだと思いますが、私は最近の民主党政権の支持率が急落してきたことで、「あきらめ」から光を見る展開を期待しています。
 おそらく、相当民主党の中で危機感からの目覚めがあり、国民目線で本来期待していた「改革を推進するぞ」という大きな変化が見えなければ、参院選は惨敗となるでしょう。
国民の「改革」への期待を裏切った自民党政権、そして民主党政権が完全に見切られたわけですから、その後を引き継ぎ、政治をリードしようとすれば、「何を言うか」ではなく、「何をやったか」といった改革に対する目に見えた実行が必要不可欠になります。
 国民は苛立っています。KYな政党、政治家はいらないと、すぐ判断をしてしまうでしょう。
「決めないことを決めただけ」の民主党政権与党のおかげで、国民にも「何を急ぎ、何を急がなくても良いのか」という課題山積の中で優先すべき事柄が見えてきました。
 その優先すべき課題に、真摯に取り組み、国民に丁寧に説明して実行を掲げる政党や政治家が出てきて、国民がそれを応援するムードにならないかなあと切に期待します。
そうなれば、日本の将来を期待するバロメーターである株式相場は底堅く推移するのではないでしょうか。その期待が残っている限り、参院選挙前に大きく日本株が下落する可能性は小さいと私は考えています。