ガソリンの全国平均の値段が16年ぶりの高値です。あの1990年の湾岸戦争前の緊迫した状況よりも高いのです。ガソリンスタンド業者は過当競争の末、ここ数年でバタバタと廃業し、残ったところもセルフに変えて生き残りにかけています。1リットル販売しても何円の利益が確保できるのでしょうか。ガソリンスタンドをつぶした後が野ざらしにされている状況をよく目にします。廃業したものの、転業も難しいのかもしれません。行くも地獄、戻るも地獄。気の毒にさえ感じます。
 ガソリン税。道路を創らなくなり、その使い道を福祉に回そうという意見が出るほどこの先余ってくるそうです。このままではガソリンの買い控え程度ではおさまらず、車の新規購入にも支障がでるでしょう。物流費の高騰はものの値段に転嫁され、便乗値上げも増え、個人消費にも深刻な影響を与えかねません。
 ガソリンは安いときでレギュラー90円程度ありました。現在は143円。そのうちガソリン税などの税金が4割、50円以上です。米国はガソリンが高いといわれていますすが、上がった値段で1リットル92円と聞いて、日本のガソリンはなんて高いのかとびっくりしました。
 現在のガソリン高騰は異常事態です。あまりにも上昇ピッチが早く、産業界も消費者も戸惑っています。せめてもう少しなだらかな上昇に誘導すべく、ガソリン税の緩和などの処置は取れないものでしょうか。ガソリン税は消費する人がいて入るもの。消費する人を絶やしては意味がないと考えるのですが。