ついに、ユーロが円に対して108円前半まで、ドルに対して1.1900割れまで急落しています。
ここまでくると、タイトルにあるように「ユーロ安を強く牽制する姿勢を見せなくてもいいのか」と政府・中央銀行に対して、投資家のフラストレーションが高まっているようです。
 投資家が受け止めているユーロ危機に対する危機感と、政府・中央銀行の危機対応のスピードにズレがあります。2008年9月以降に世界同時に繰り出された危機対応のスピードが速やかであったのに比較して、量・質ともに物足りなさを感じます。
 このままでは、せっかく景気回復の途についた灯りを再び消しかねないという懸念さえも広がりつつあります。
 本日はマイナスの話ばかりを書いていますが、現在の状況に至っては、相場の回復・安定は政府・中央銀行の「何を言うか」ではなく、「何をしたか」という実行を待つしかないと思います。
個人的には、ユーロ圏を主体に腹を据えた具体的に目に見える形での対応が出てくるタイミングは近いを期待しています。「マネーは信じられない。ハイパーインフレは迫っている」という話を普段慎重な人でさえも口にし出した現在は、相場が当面の陰の極みに来ているのではないでしょうか。
「買って目をつぶる」状況が続いています。