本日の日本株相場は、円高で、しかも、日経平均株価1万円のカベを意識するといった、株価の頭を抑える場面でした。加えて、17日、6月第二週の投資主体別売買動向では外人投資家の売越額が過去3番目の大きさだったと東京証券取引所が発表しました。過去最大はブラックマンデー時の1兆1220億円、二番目は米証券大手ベア・スターンズの経営危機が懸念された時の9226億円で、今回はそれに次ぐ、8561億円だったそうです。外人投資家の売りも続いています。
 本来であれば、本日の相場は最近の値上がりを続けてきた反動安になっていてもおかしくない環境だったと思います。
 また今週の米国株市場は、連日、悪い材料が続いていましたが、悪材料に反応せず、堅調な動きになっていました。下がってもおかしくないのに、下がらなかった。
 個別銘柄に目を移すと、値上がりするものと値下がりするものが混在し、日経平均株価だけを見ればさほど動いていないようですが、連日値上がりを続けている銘柄が目立ってきたようにも感じます。
 気がついてみると、円で見るとさほど変わりなく見えるユーロも、ドルに対しては大きく値を戻している最中です。1.1900割れから一転してユーロ高、一気に1.2400まで回復しました。ユーロ高が世界同時株高を支えています。
 私は「外人買い」の戻りと、リスク資産から債券に逃げ込んだ資金がいつリスク資産に戻り始めるのかに注目しています。ユーロの堅調により、しばらく巻き戻し期待が残ることが前提ですが、「外人買い」と「債券売り株式買い」のニュースが入るのは、そんな先のことではないように、最近の相場動向を見て感じています。
 当然、「一転して外人買いが入り出した」とか、「債券売り株式買いの流れが出始め、出来高が増え出した」というニュースは株高要因となります。来週は、上にはずみがつくか、時期尚早で、株価の頭が抑えられる相場にまた戻ってしまうのか、ポイントになるのではないでしょうか。
個人的には前者の可能性を期待?していますが・・・。