2010年の最低賃金の引き上げ幅の目安が平均15円と決まり、デフレ経営でさらに圧迫されると懸念する声あり、、低所得者層の暮らしにプラスに働くと喜ぶ声あり。

 企業や事業の存続の危機の時であれば、経営者も従業員も存続のためのコストカットの時期があっても仕方ないと思います。しかし曲がりなりにも、その危機をいったん乗り越えて、「今後のために何をすべきか」と考え行動に移す頃合いは、企業にとっても、事業にとっても、もう一段のステップアップをはかるチャンスだと思います。そのときに、経営者と従業員が「おまえの取り分が多すぎる」と争っていてはチャンスの波に乗るなど到底できずに、また飲み込まれてしまうのを覚悟しなければなりません。
 ここは分け前の分捕り合戦ではなく、分け前のパイを増やすにはお互いどう努力したらよいのか。そのために、どんなことを行ったら、前向きなエネルギーが出てくるのかを互いに議論する方が大事だと考えます。その結果、時給を上げてくれれば「売り上げを伸ばせる」という従業員から申し出があり、「だったら頼む」と経営者が期待に応える形での賃上げであれば意味があると思うのですが、今回のケースはどうなんでしょう?
従業員は棚ぼたでラッキー。経営者は「何で?」と不服顔。成長は期待できそうにありません。
この間、中国の勢いを示す面白い話しを聞きました。電車が駅に到着しました。ドアが開きました。
おりる人が先なのでしょうか?乗る人が先なのでしょうか?
答えは俺が先でした。数少ないチャンス。人に譲るほどおっとりしていたら、日本みたいに覇気のない国になっちゃうぞ。
今、日本人は海外から平和ぼけどころではなく、更に深刻な思考停止状態になっていると哀れに思われています。
 相場は膠着状態。「あれれ、上がらないけど下がらないぞ」。私には下値を固めて来ているように見えます。