ニューヨークダウが254ドルの大幅高で日本市場に戻ってきた割には日本株相場はさえない展開です。日本銀行が追加金融緩和の決定を受けて、期間6ヶ月の資金を金融機関に供給する「固定金利オペ」を初めて実施しましたので、日米金利差を拡大させて円高・ドル安を抑える約束を果たそうとしているようです。しかし円高・ドル安の流れは変えられず。
昨日は一時1ドル=84円を割り込み83.66円まで円高進行する場面がありました。
 「断固たる決意」を表明し、円高に対して単独為替介入もと意気込んだ、その後の話が伝わってきません。1ドル=84円台に目が慣れてしまいました。それで、いいんでしょうか?
政府・日銀は84円台はOKと容認するのでしょうか?
この間、「断固たる決意」と表明した水準で、音無でいいんですか?
繰り返し、「これ以上の円高で通貨円の価値をもてあそぶ輩は許さん」と意思表示しないから、円高懸念を引きずるし、投資参加者に元気、やる気が戻ってきません。
単独為替介入をする覚悟があるなら、その前に、「こらー、調子に乗るな」と怒って牽制するほうが実行しやすいと思うのですが・・・・。
 市場は政府・日銀に「はっきり言ってよ。言わないと分からないぞ。1ドル=84円はOKなの?それとも、今にも怒り出す水準なの?」
態度を曖昧にすればするほど、円高懸念は長引き、相場の戻りは鈍く、時間がかかることになりそうです。
「言葉にしなくても分かり合えるはず・・・」    
「言葉にしたって信用できないのに・・・」って言われないように、市場が勝手に走り出す前に、政府・日銀は言葉にして意思表示を明確にすべきだと思います。