為替相場は、とくに為替相場の象徴である円・ドル相場は相変わらず1ドル=84円割れを意識した円高含みの展開が続いています。「本当にやる気があるんだか、ないんだか。打つ手に思案があるんだか、ないんだか」と、何も手を打たず、黙りを決め込む政府・日銀。

 「断固たる決意」「やるべきことはやっている」といくらわめいてみても
端から見て「やっていないじゃないか」、「やってる」という言い合いは見苦しく、「やっている」ように見えていない現状を受け止めて、その先を考えてもらわないと信頼と期待の風船はどんどんしぼみ込んでいきます。
 前回の日銀金融政策決定会合後の白川総裁のコメントで金融緩和の意図がないことが伝わり、円高への仕掛けが始まりました。今回のコメントは、前回以上に白川総裁のコメント内容に注目が集まっています。「どうせやれることは限られている。やれたとしてもショボイ」と市場から手の内を見透かされている現状ですが、ここはハッタリも必要です。非常に難しい注文ですが、「うーん?何を考えているか分からない」と市場を惑わす振る舞いに期待したいところです。
「あちゃー。そんなこと言っちゃダメだよ」と相場の暴挙を促すような流れを作ることは絶対避けて頂きたいと願います。