為替単独介入後、為替相場は小康状態に入りました。私は勝手に米ドルのあるべき水準は112円だと思っています。現在の水準を考えると、「ずいぶん、とぼけた水準だなあ」と言われても仕方ないですが・・・。しかし、この水準までの戻りはいつあってもおかしくないとは思っていますが、「なぜ、こんな円高で放置されているのか」と憤っているわけではありません。それは相場の流れ、ムードには身を委ねるしかありません。今はまだ円高・ドル安のトレンドは続いている事実は受け止めなければなりません。

 私は1ドル=87円の水準に注目していました。何度か、このブログの中でも紹介しましたが、私は経験の中で、「ドルは5円幅で上下する」というモノサシを持っています。
ドル112円を真ん中に5円刻みで動く。
112円を割り込む円高になったら107円までの円高はあると覚悟しますし、112円を上回る円安になれば117円までの円安はあると期待します。その流れで92円を割り込んだ時点で「87円までの円高はある」と覚悟しましたし、87円を割り込んだ時点で「82円の円高はある」と覚悟しました。
 そして82円を割り込んだら、いよいよ円はドルに対して77円の史上最高値をめざすことになってしまう、「政府・日銀はこの水準まで容認する覚悟があるのか」と無策に危機感を覚えた次第です。
 現在はまだ86円手前ですから再び82円をめざしてもおかしくないし、87円を上回って90円台に乗せてもおかしくない水準にあります。どう転ぶのでしょうかねえ?
ユーロはドルに対して強くなり1.3000台、豪ドルも0.93台まで回復しました。後は米ドルが円に対してもう少し強く戻したら、為替相場の景色は「これってもしかしたら、昔懐かしい円安の景色ぃ?」と印象が変わってくるかも知れませんね。私はドル87円台のせがあると、日本人を取り巻く投資環境の景色が変わると思います。