これまでの1年間、民主党政権は政局ばかりに気を取られて、景気対策、円高対策の手を何にも打ってこなかった。無策の一年でした。

 「これまで何もしてこなかった」という無策であったことが、ここに来て、「景気・円高対策として、何を繰り出してくるか」と不気味な雰囲気を醸し出しています。
今まで打つ手がなかったわけではなく、現実的な手段か、机上の空論的なものかは別として、これまでに、たくさん「景気・円高対策の提案」が山ほどあり、現在、政府の中ではアイディアだけはたくさん準備されているのだ思います。
 そして今、民主党政権は、遅ればせながら「新生民主党」として国民にアピールしようと考えており、どの提案も受けを狙って丸呑みで実行してきてもおかしくない感じがあり、円高対策は、この間の「為替単独介入」の継続だけに限らず、円高を利用した政策を新たにいつ発動してもおかしくないでしょう。景気追加対策、追加金融緩和策・・・・、これもしかりです。
 現在、株式相場は、積極的な買い転換ではありませんが、世界的に「少し悲観過ぎたのではないか」という行き過ぎた割安からの反動高に入っています。ただの行き過ぎた割安からの戻りで終わるのか、割安から妥当へとトレンドの転換まであるのか、重要なポイントにあると思います。
「とりあえず売っておこう」と目先の円高・株安にかけた人が手仕舞って、売りを様子見る地合いが当面続くのではないでしょうか。