為替相場は、円売りドル買いの単独為替介入後、皮肉なもので、当のドル以外のユーロや豪ドルは綺麗に円安へ向かって水準の訂正が行われています。ユーロは113円、豪ドルは82円を絡んだところまで円安に、ドルに対してはユーロが1.330、豪ドルは0.950と逆に強含みました。
 単独為替介入後、初めてドルは85円台を割り込みました。現在のところ、主立った政府の動きはありませんが、もし日本政府が継続的な姿勢を見せるのであれば、この85円台割れでアクションを起こす可能性が高いと私は想定しています。
 でなければ、次は「84円割れはどうよ?83円割れはどうよ?」と以前の円高のカベを市場が探る展開を政府が誘発することになります。大事なところで無口になり、後で単独為替介入をせざるを得なくなった同じ轍を踏む愚かなことはしないと思うのですが・・・、どうかな?
 いずれにしても、この一両日の野田財務大臣の行動には要注目ですね。