9月15日に日本が単独為替介入を行った1ドル83円割れのタイミングは非常に重要なポイントだったと以前このブログの中で申し上げました。そこを日本政府が放置し容認をしたら、82円を割れて史上最高値の79円をも割り込んで、77円をめざすことを覚悟したと書きました。

 そして今1ドル=82円割れとなり、やはり77円に向かう可能性を頭に置いています。しかし、当時と大きく異なるのは、現在はドルの独歩安ではあるけど、円の独歩高ではないことです。こうなると、ユーロやその他資源国通貨とのバランスが意識され、米国はどこまでもドル安を放置することが許されず、近い将来、均衡点を探る展開になると私は想定しています。
 私にとって、1ドル70円台は、1ドル=100円時代に1ドル=130円の円安を期待するほど当面あり得ないと思っていた水準でした。そのあり得ないと思っていた水準を目前にして、今を未体験ゾーンの不安としてとらえるのか、チャンスととらえるのか。
 「もう金輪際、1ドル=100円時代には戻らない」と見るか。
 「すぐは無いかも知れないけど、1ドル=100円時代はあるよ」と見るか。
 95年に「1ドル=80円」時代がありました。外貨投資に関心があった人は、この15年間、ずっと、この年を印象深く思ってきました。
 そして2010年の「1ドル=80円時代」が訪れました。
ドルの70円台は非常に重いと私は思います(ダジャレではありません)。