本日の日銀決定会合で、次回11月15日、16日で予定されていた次回会合の日程を11月4日、5日に前倒しすると発表がありました。今回の決定会合で大見得を切っても、11月2日、3日の米国FRBの米連邦公開市場委員会(FOMC)の内容次第ではつや消しになってしまうような無駄にしたくない。FOMCの内容を確認した上で意味のある内容に練り直したい。そこで「後出しじゃんけん」にしたのでしょう。日銀も無駄玉を打つ余裕はありません。もっともな対処だと思います。
 逆に言えば、日銀には政策を担当する当事者として十分な危機感がある現れとも言えます。FOMCでどんな答えが出ても受け止めて、「日銀の対応としていかがなものか」と国民から総非難を浴びるような抜けた対応はできないという緊張感を感じます。
緊張感があるのか、ないのか。政府が不甲斐ない中で、日銀に見事な「後出しじゃんけん」を期待します。