相場はFOMCの方針決定と、そして日銀の「後出しじゃんけん」の対応の行方を確認するまでは「動けず」という感じです。1ドル=80円を割り込むかという環境の中で、日本企業はトヨタと同様に1ドル=80円を前提にした企業業績の読みをせざるを得ないと思います。個人的には、1ドル=80円は非常に思い入れのある数字で、この水準で為替リスクを受け入れたら、為替リスクはそれほど恐れなくてもいい、いずれそれ以上の円安水準には戻ると考えている水準なので、もし日本企業がこの為替水準でも、そこそこの利益水準が確保できるのであれば、3月の本決算の数字はむしろ期待が持てるのではないかと考えています。

 ところで、急に話題になったTPP参加の行方はどうなるのでしょうか?非常に神経質な問題です。小沢氏鳩山氏の政治と金の身内の問題さえも先送りにしようとしている民主党政権に、意見をまとめて責任ある結論を出す強いリーダーシップを期待できるのでしょうか?
尖閣諸島中国船長事件のように、みっともない結果で終わらなければよいのですが・・・。せっかくの機会ですから、ナアナアで済まさず、進むべき明確な方向性が見えるような行動を期待します。