特に確信もなく、無責任な見通しを話す時に「もしかしたらもしかしたりするかもよ」と直感的な物言いが増えてきます。今週に入ってからは、「売りの巻き戻しの範囲内だけど・・・」と前提を置きながら、当面のドル高、日本株の株高の可能性を口にする方が増えているように思います。

 日本株は確かに上がっていませんし、特にドル高・円安が進んでいるわけではないですが、他の国の株式が軟調な中、日本株は相対的にしっかりしていますし、円はジリジリと83円をカベにジリジリと円安の歩を進めています。
 原油価格も金価格も新興国株式もドカッと下落し、市場の関心は弱き相場に転じるかという懸念ではなく、どこで下落が止まるのかなという目先のコツンと打つ水準に興味があり、再び投資の機会を探って様子を見ているように私は感じます。
「もしかしたらもしかしたりするかもよ」的なコメントを出している人が、「ヤベー、そんな呑気にもしてられない」と投資行動に入り出すか。今は金利が上昇している最中なので様子を見ている人が多いですが、再び金利が下落していった時に、再度債券投資に向かうのか、それとも、一部はリスク資産にも分散投資を考えるのか、といった資金の流れが出てくるのではないでしょうか。
 この水準からさらに大きく金利上昇が起こる可能性はないでしょうから、「債券売り」が「債券買い」に戻るのか、「債券売り」「リスク資産買い」への流れが出始めるのか、注目したいと思います。
個人的には「リスク資産買い」の流れをいったん見ないと、相場は収まらないと考えています。