家電のエコポイントが12月からほぼ半減になる前に家電製品を購入しようとする人が家電量販店に押し寄せ、開店前から長蛇の列。先々週の飲み会の席上で「前川さん、冗談じゃなく、液晶テレビの案内をしてもらうのに整理券で二時間待ちなんですよ」と聞き、大げさな話しと聞いていました。

 エコポイントの駆け込みは、需要の先食いで「来年の消費は大変なことになる」と悲観的に見る人がいますが、本当にそうなのかなと思います。
 景気の気は気であり、ムード。おそらく、このエコポイントの駆け込み騒動は12月に入ったらパタッと引いてしまうのではなく、12月はさらに続けとばかりに、販売側はこの時期を逃すなと力を更に込めるでしょうし、消費者は「安いものがあれば・・・」と売り場をのぞく人の数は減ることはないでしょう。
 本日の日経に「設備投資今年度11.5%増」という記事がありました。景気停滞に向かう道は個人消費の灯がまず消え、設備投資の灯まで消えると深刻化します。そして景気回復に向かう道は個人消費の灯が点り、設備投資の灯が点ってはじめて期待が高まってきます。
 その設備投資にやっと灯が点り出しました。中身を見ると、国内よりも海外での設備投資の好調が目立ちます。ということは、日本の国内で起こっているよりも、さらに大きなうねりが海外で起こっていると考えた方が自然ではないでしょうか。
 目に見えるものを信じれば、どう考えても、この年末商戦の行方を憂えるのは当たらず、盛り上がるかもと気持ちを転換して、冷静に見た方が良いのではないでしょうか。
 商売で一番恥な事は在庫を残すことではなく、買いたい客がいるのに売るものがないことである。
そんな言葉を聞いたことがあります。12月の株式相場はやはり強いと思います。