政府はアイルランド政府が欧州金融安定基金を通じて発行する「欧州金融安定化債」の購入を検討する方針を固めたらしい。期間3年でユーロを支えようと設立された基金が破綻する可能性がいかほどのものかと思う。日本としてユーロ危機回避の道に貢献の足跡を残し、ドルに偏った外貨準備資産のリバランスのきっかけにもなり、しかもそれなりの金利水準のリターンも得られる。政府が保有するユーロ資産で購入するので円安要因にはならないという考え方もあるようですが、そんなことは、ある意味小さいこと。おおっぴらに日本政府がドル以外の外貨資産を持つ話ができるようになったことは、円、ドル以外の通貨資産を持ち、為替分散を図っていく一歩になるなら評価したいです。

 今週はポルトガルやスペインの国債入札が順調な消化になるかを材料に慎重なムードが流れています。個人的には、こうした緊張感がある時こそ、チャンスがその先にあると考えています。
実際、日経平均株価ベースでみると、非常に緩慢な上下でしか見えませんが、個別の銘柄の株価を見ると、ジリジリと上昇している銘柄が目立ちます。日替わりで、上昇している銘柄も変わっているので、全体が押し上げられてきた感じです。
 日経平均の動きでは高値もみあいで頭が重いという印象になりますが、その見方は当たっていないのではないでしょうか?昨日も場況説明の中でこんな場面がありました。
「本日も上下に動きのない日になりました。ジリッと日経平均も下げていますね。それでは個別銘柄を見てみましょうか。・・・・あれれ?けっこう値を上げてきている銘柄も多いですねえ」
 実際、私が見てきた銘柄はずっと堅調に値を上げています。「高値警戒感があり心配」という過熱感は今のところ感じていません。