ETF。株価や商品価格等の指数に連動する金融商品で、実際に現物を担保にしている。
そして本日日経記事によると、東証はETNと呼ばれる新しい証券の上場を4月をめどに解禁するとありました。こちらも株価や商品価格等の指数に連動する金融商品ではあるが、ETFとの違いは現物の裏付けはないとのこと。
 金融危機で真っ暗な2009年初に、某外資証券を発行体とする「日経平均株価連動型債券 償還10年もの」が販売されているのを聞いて、思わず吹き出してしまったことを思い出しました。
 この債券の一番注意しなければならないリスクは何か?
?日本株の変動リスク
?発行体である某外資証券の破綻リスク
?販売仲介する証券会社の破綻リスク
 一番取りやすいリスクが日本株の変動リスクだと感じたからです。
 そもそもETFのメリットとして強調していたのは現物の裏付けがあることだったはず。
 またETFの一部は特定口座に入れられなかったり、証券税優遇税制が適用されなかったり、投資家にとって不都合な課題が残されているけど、ETNはこの点がクリアされているメリットがあるらしい。しかしこれは同じ投資対象の金融商品でありながら別の扱いを受けていること自体が投資家のデメリットであって、これを速やかに正していくのが本筋のはず。「じゃあ、これで」とETNのメリットばかりを強調されてしまうと「そっちの解決はどうなってるの?」と突っ込みたくもなります。
 FX取引の税制が市場取引と店頭取引とで異なる税制が並行して走ったことで、投資家はえらく納得がいかない日々を送りました。投資家層の拡大のためには品揃えの充実よりも、制度のゆがみを取る手続きを進めていく方が大事なのだと思います。
 そして最後に記事で気になった箇所がありました。
「現物資産の裏付けがないため、これまで流動性が極端に低くETFでは扱えなかった商品や指数も金融商品に出来る」
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 たとえばどんなものでしょうか?お天気のカラカラ指数とか、お洗濯指数とか、スカートの丈指数とか・・・
 現在のETFの枠内では組成できない指数で、何が何でもそれが投資家にとっては必要な指数にどんなものがあるのかと非常に気になった次第です。