日本株は先進主要国銘柄の一角からアジア株式の一つでしかない存在になりきって久しい。外人投資家は一部の代表する日本株銘柄には関心を持つが大半の銘柄には関心が薄れてしまった様子だった。

 しかしここにきて、中国もインドもインドネシアもタイも、日本以外のアジアは顕在化するインフレに対して金融引き締めに入り、それがどうリスク資産の価格変動に影響を与えていくかは読みにくい。
 しかしアジア経済の成長には疑いなく、撤退するのも勇気がいる・・・・・。
 そこでアジア株式で、他のアジア株式よりも流動性が高く、しかも相対的に割安な水準にある日本という存在に注目が集まった・・・のではないかと思う。言わば、アジア株式の今後に安心感が出るまでの雨宿り場所・・・としての日本株式相場。
 しかし、この雨宿り。どれくらいの雨宿りになるのか。今はわからない。雨足が強くなるのか。弱まるのか。傘なしで飛び出していけるほどの晴れ間が見えてくるのか。
 個人的には、「意外と居心地が良いじゃん」的にアジア株式から避難してきた資金は日本株市場に長居してしまうこともあり得ると考えています。
 個別銘柄の水準はさすがに2月8日以降の連騰で、まずまずの水準まで回復してきたと考えます。ここから跳ねて11000円台を固める相場に入っていくか、それとも、この水準でのもみあいが長くなってくるのか。
 私的には、ウサギ年は跳ねる。ウサギと言えばピョンピョン跳ねるのです。そういう意味では、最初のピョンの時期に入っていて、11000円台を固める展開になる可能性が高いと期待しています。