昨日の米国株上昇の要因に、米国資産家ウオーレンバフェット氏が豊富な資金力をバックに新たな買収を目指すという報道が材料になりました。ついこの間まで資金繰り難で、将来の見込みを絶ち身売りを考え、スポンサー探しに躍起になっていた企業がたくさんありました。しかし現在では「割安な買い物なら検討しよう」とリスクが取りやすくなってきて、バフェット氏だけではなく、同様の考え方を持つ投資家が増え、動くのも当然です。
 先行して、世界の資源会社の大手は金融危機以降、買収合戦を繰り返した結果、寡占状態になっています。今後はもっと対象に広がりが出てくると考えた方が自然です。成長著しいアジアに近く、世界を相手に優位性を持つ日本の優良企業が注目されるのは必然です。「我らグループのパートナーになればアジア進出はもっと有利に進められる」という話がないと考えるのも不自然である。 またぞろ、目先の風に過敏に反応して「企業防衛」が話題に取り上げられる日も近いのかもしれない。
 この先どうなるのかは全く見えないTPP。もし参加となれば、いろんな企業の組み合わせが話として出てくるでしょう。夢、変化を食うのが株式相場。短期的な視点で見れば、相場には元気になる材料として反応するのだと思います。しかし、とてもTPP参加に踏み出すリーダーシップのかけらも見えない日本の政治を見ると、そんな材料もあるぐらいの受け止め方が適当で、むしろ、TPPがうやむやになった際の相場の影響の方が気になります。現在はプラスともマイナスとも言えない材料。そんな状況に追いやっている政治混迷を恨みに思います。
 民主党会派離脱の16人の政治家。自分たちが出席しなくても結論は変わらないから大それたことにはならない。そして自分たちの存在をアピールしたいと、予算決議の場を欠席した。呆れます。欠席するなら、その前に離党すべき。もしくは、反対票を入れるべし。そんな輩を即座に切れない民主党に、そんなことさえも決められない民主党に何を期待できるのでしょう。小学生の子供だって、おかしい、だらしない、頼りないとわかるでしょう。政治家としての矜持、恥を重んじる心があるなら、今見せずにいつ見せるのでしょうか?
今からでも出来ることはないのでしょうか?
 解散に向けての消化試合にするなら、「私はやる気がありません」と宣言して欲しい。