パナソニックはグループ再編前に財務基盤を強化するため、普通社債で5000億円の資金調達を行うことにしたらしい。期間は2年、5年、7年で、それぞれ条件は利率0.38%1500億円、0.752%2000億円、1.081%1500億円、格付けは格付投資情報センター(R&I)でダブルA。
 ちなみに、本日から募集開始の個人向け国債の条件が固定金利型3年が年0.32%、固定金利型5年が年0.52%、変動金利型10年が年0.51%。最近、人気を落としてしまった個人向け国債と比較しても、「これは・・・」と思えない条件だと正直思います。
 個人向けであれば苦戦が予想される条件ではありますが、機関投資家の運用ニーズは強いとのこと。相当、機関投資家の運用難は極まっているということなのでしょうか。
 今年の6月募集、7月発行の変動金利型10年個人向け国債から、利率条件の決め方が変わり、低金利時代の投資家が有利になるように改善されます。
 これまでの変動金利型10年の利率条件は、10年国債利回りの実勢利回りから0.8%を引く方式でしたが、0.66%掛ける方式に変わります。
 今回の変動金利型10年の利率は年0.51%でしたから、基準金利は1.31%ということになります。したがって新方式では、1.31%×0.66%=0.8646%になり、現状よりも0.35%有利な条件になります。非常に、見映えのいい条件になりました。
 変動型ですから金利上昇は利率アップとなりプラス要因になります。
 機関投資家は残念ですねえ。個人向け国債は買えません。お気の毒。
「個人はずるい。個人向け国債は日本をダメにする」という機関投資家の恨み言が聞こえてくるようです。
 たとえ個人向け国債が買えなくても、現在の投資環境で2年、5年、7年の期間を定めて、運用の選択肢を探していけば、0.38%、0.752%、1.081%以上の実績が期待できる対象は他にもありそうな気がしますが、機関投資家のみなさんは運用に懲りてしまったのでしょうか。