「なんか同じような金融商品ばかりでパンチがないんだよねえ。見たら、聞いたら買いたくなるような金融商品無いかなあ??」

 こんなことを金融機関の企画が考えていたり、求めていたりしたら、本当に正直がっかりします。実際、そういう話しを自分が聞いたわけではないですが、「品揃えが十分でないから、他の金融機関と戦えない」と言い訳しているかのように、品揃え充実のアピールや、逆に不満の声を業者側から聞くことが多いのは事実です。
 世の中にはすでに、探す気持ちが萎えてしまうほど金融商品の数、情報が溢れかえっていて、たとえば、各金融機関の多くの品揃えの中には「実際利用したい、利用するに足る」コアのものはどこも揃っていると思います。それ以外は、投資家の事情によって、「使っても良い、使わなくても良い」金融商品であり、なくて困るものではありません。
 「品揃えを充実させる」段階はもう終わり、「どう利用したら目的にあったものになるのか」という使い勝手を提案する段階だと思います。「品揃え」を売れない理由にしている金融機関は、顧客ニーズが見えていないのだと思います。
 「投資の分野が開いたら」「保険の分野が開いたら」
その結果、多くの金融機関は顧客から頼りにされる実感を高めることができたのでしょうか?
 得意・強みを主張できるものを持たない専門家がいくら手を広げても、クライアントはサービスの質が物足りなくて離れて行ってしまいます。新しいことではなく、「何が自分たちの強みなのか。何を期待されているのか」に戻って態勢を整えた方がいい金融機関が多いと思います。
「むかしはこんないいところがあったのに・・最近は残念」という声を聞いたりします。自分たちの強みも見失っているのに、顧客ニーズを推し量ろうなんてトンチンカン・・ではないですか。
 ところで先週までの相場で、ますます、円安・株高の底値は固まり、発射に向けての下準備はさらに進んだと思います。ユーロの116円台・・、ユーロ高・円安のピッチは早かったものの、「やっぱり112円は安かったかあ」と確認する機会になりましたし、「日経平均株価の1万円割れはやはりないかも」という感想を持った人も多いと思います。ここからの日本株式は「このまま配当を取るか、利益を確定するか」現在投資している人は売りに迷い、充分に投資できていない人は買い場に迷うので、相場が上がらない限り、売りよりも買いのほうが勝る堅調相場が続くと私は考えています。
 それはすなわち、4月相場の強さを期待することになるとイメージしていますが・・、どうなりますか。