被災地の映像が、実は土砂やがれきが積み上がった2階部分程度の位置にあり、その下に本来の住環境があったと聞き、家族でショックを受けています。被災地の方は、今後のことも考えられない人、今後のことが頭をよぎり不安で何から手をつけよいか途方に暮れている人が大半だとお察しします。被災された方々には心よりお見舞い申し上げます。

 不安はあれもこれもを巻き込んで雪だるまのように膨れあがって解決不可能と気持ちが押しつぶされてしまいます。そのマイナス思考から抜け出すには、一番不安なことは何かと、つらいことですが、明確にしていくことです。一番不安なことが、なんとか動けば,なりそうだと思えれば、今まで漠然と思っていた大きな不安が、「これは今大事、これはもうちょっと先に考えること」と整理がついていき、不安の雪だるまが少しずつ小さくなっていくことがあります。一気に解決しようと思っても、それは無理な話だと受け止め、今できること、自分ができる範囲内で一歩踏み出せることを考えます。一歩踏み出し、ひとつ課題が解決していく目安が立つと勇気につながると思います。
 被災地の方が口々に不安とするのは「情報が欲しい」ということです。政府、行政や金融機関など生活に直結する方々には、被災者の方々が直面するだろう課題に対して、先に先に情報提供を広く行っていくことが求められます。
 
 私ができる事はホント些細なことしかできませんが、私の専門は投資なので、今後について考えていることをお伝えします。
 日経平均株価は海外で1万円割れとなりました。こういう事態が発生したわけですから、「とりあえず、売っておこう」とする動きは仕方ありません。また現在においても、神奈川沖でさらに大型地震が発生するかもとする懸念が継続してある限り、「この水準は割安だ」と日本株を買い付ける動きも弱いものと思います。しかし、この後の災難が続かなかったとすれば、日経平均株価の1万円を大きく割り込む状態はやはり割安ですし、震災を材料に大きく下落した後の相場の戻しは通常は大きなものなりますので、この水準を受け止めて、「この水準にはいずれ戻る」と将来に備える気持ちを持ち、いたずらに心配を募らせて自らを焦らせないようにしたいものです。為替相場が円高に振れる状況はプラス思考で、円資産から外貨資産にシフトする機会だとも思います。
 いずれにしても、心が折れないように無理せず、自分のできる範囲内で一歩踏み出す勇気を持ち続けていけることを願ってやみません。