「こんな日本の状況なのに、なぜ円高なの?円が買われて高くなるって、日本が安全、安心って事でしょう?」

 それに対して、専門家もコメンテーターも、「なぜ円が安全通貨なのか」、「なぜ買われるのか」について、一生懸命(??)説いていく。
結局は「だって、実際、円高になっているじゃないか」という状況の説明という見方もある。
 個人的には、やはり、私も正直「なんで円高なの?」と思う。
最近は専門家のコメントも少し迷いが出ているようにも思う。「目先は円高に向かう傾向は否めない」と、中長期の円高を唱えるのに躊躇が見えてきた。
 日本に住み続けるつもりがある日本人にとっては、海外の品を獲得する手段である通貨円の価値が下がる「円安」を喜んではいられない時期がくるのだと思う。日本が自給自足でまかなえる国に転換できる日がこの先来るのなら別だけど・・・。
 本日、久々に日本の円売り為替介入が入りました。円が史上最高値を超えて、「日本政府はどう対処するのか」に市場が注目していた、その答えです。「80円を超える円高は容認せず」。
しかしその後は、どのように通貨円を守っていくのでしょうか?「円が急落したから対処した」対症療法で終わるなら、今回の福島原発の出たとこ勝負の対応と全く同じ構図です。円もいずれ、福島原発の経過をたどるとしたら、悲鳴の円高の後、ボロボロになった日本を安く買いたたかれる円安がくるといった日本人にとって最悪のケースになりかねません。そろそろ、市場任せの無責任体制から、自国通貨を守る自主的な対応、姿勢が政府に必要なのではないでしょうか。ある意味、そういう点では中国政府の一貫してぶれない為替政策は国民として頼もしいと思います。