いつ来るともわからないハイパーインフレを恐れて対策に頭を悩ましても答えは見つからないと私は考えています。「これでもう大丈夫」なんて、金融商品を案内されたら、まずうさん臭く思い、疑ってかかった方がいいでしょう。

 いつなんどき、そうなってもおかしくない覚悟をして、まず優先すべき事は資産の流動性を確保すること、いつでも換金可能な資産にしておくことだと考えています。急にハイパーインフレになることはなく、兆候があるはずです。もしなってしまったとしたら、そのときに換金できる資産であれば、そのときの状況に合わせた選択をしていくことが可能です。最悪なのは、いざというときに換金に困難なもので資産を固定してしまい、換金できないことにストレス、不安を抱えてしまう事態です。
 したがって、津波や地震がいつ起こってもおかしくないという覚悟をしながらも、いつ来るともしれないことに過敏にならず、今できる準備を行おうと私自身は考えるようにしています。
 昨日、ついに、東京でも欠くことのできない水道水の汚染まで話題になってきました。「とにかく、わかった情報は残さずすぐ開示しろ」という流れではありますが、思わず、苦笑いをしてしまいます。
ここまで来たら、東京を後にして西や海外に逃げる気もない私は腹をくくりました。「水道水、飲んでやる」。我々の幼少時代には、抗菌も滅菌も頭になかった時代。雑菌と上手に付き合ってきた世代だと言えます。ほうれん草だって、牛乳だって、おいしく頂いちゃうぞう。
 昨日放射性ヨウ素の基準値を超えて、乳児は控えてと警告された「水道水」の基準値は本日は基準値内におさまったという報告を先ほど聞きました。その都度の報道で、振り回されている農業漁業関係者など、全く自分に責任のないところで不安にさらされている方々は本当に気の毒です。ここ水道水の話に至っては、消費者自身も、ある意味、「何が重要であるか。考えても仕方ないことは今は考えない」という開き直りがあったほうがいいのではないでしょうか。
 相場もいずれは正常に戻る。考えても仕方ないことは考える余裕ができたら考える。円高・株安の場面に出くわしたら、投資を検討すればいい。それで、良いのではないでしょうか。
ずーっといろいろなことに気を回し、心配ばかりしていたら、心身がもちません。できることとできないことが世の中にはあるんですから・・・。