為替水準は見慣れた景色になってきました。米ドル82円、豪ドル84円、ユーロ115円手前まできました。想像だにしなかった米ドルが76円まで売り込まれ、ロスカットやストップロスを飲み込み、蹴散らしたショックからの反動であり、為替の協調介入が実施されなかったとしても、この短期間の戻りはあったのではないでしょうか。

 外貨投資の機会を探る方にとって、この水準は中途半端で円高を待っています。同様に、日本株投資を考える人にとっては、株主としての権利取りは終わってしまい、買うにも売るにも躊躇があります。「もう少し上がらないかなあ」「もう少し下がらないかなあ」と相場を眺めている様子。短期志向の人は、大きなトレンドがはっきりするまでは、その日その日の値動きの大きな銘柄をちょっとつまむ程度の参加のようです。目先では、欧米の金融政策が引き締めに転じるかどうかに注目が集まっています。個人的には、結局、欧米ともに金融引き締めに踏み切ることは先送りされて、再び株高が支えられる相場展開を想定しています。したがって今週はもたつくかもしれませんが、来週以降の相場は強含む展開になると思います。引き続き、「えっ?」という円高、株安場面は追加投資を検討するチャンスだと考えます。
 為替水準が戻ったように、みんなが考えている株価水準程度にはいつ戻ってもおかしくない。
 「あーやっぱり戻ってきたかあ」という水準になる前に、欲張らず追加投資を検討することが大事だと考えます。