被災地の方々の話の中には「隣のおじいちゃん」とか「奥さん」とか「○○さん」だとか、近所の方を気にかける言葉をよく耳にしました。密に支え合っていた、人とのつながりがあったんだなあと感じました。

 東京砂漠。関係が希薄なり、しかも「そのほうが面倒が無くていい」と思っている人は今でも多いと思います。よく我々メンバーで話し合っていることなのですが、いざというときに頼りになるのは、多少のお金とまわりの人からもらえる援助だと。急な病やけがなどに倒れたときに、駆けつけてくれる家族や他人がいるか。保険をかけていてもヘッジできることは一部でしかありません。
 「万一の時には誰に相談したらいいの?」とか「万一の時には○○に相談して」とか、平時のうちに家族や友人たちと話し合っていた方がよさそうですね。
 生協(COOP)では、震災後、いち早く、会員向けに、必要な物資を届けようと現地に赴き、安否の確認を行って、会員に安心を届けたという話しを聞きました。
 トヨタはすべての工場を止め、被災に遭わなかったグループ社員で、被災にあったグループ工場や取引先の復旧支援に当たり、ようやく車両生産の一部再開までこぎつけ、販売店の現場で当たり前に顧客を迎えることができるように復旧をさらに急いでいるそうです。
 いずれも、「現場で何が起こっているのか。何を困っているのか」という現場の声を吸い上げ、その声を信じて行動を起こす。平時から万一を想定し準備をしていた成果なのかもしれなせん。
 希望。「やりようがあるんだ」という光があれば頑張れます。今こそ政府は知見を集めて、希望の光をより太くまぶしいものにしてもらいたいと期待します。こんだけ世界が注目する中で、「それは試して見る価値あり」という良案はたくさん出てきていると思うのですが・・・。「やりようはまだまだある」ということを示してもらうと希望が持てます。