想定外という言葉をここまで連発されると、ロッキード事件の「記憶にございません」と繰り返された答弁が思い出されます。大地震の直後にあれほどの大津波が押し寄せる災害が発生することは想定外であったとしても、安全確保の手段が次々奪われる中での対処法まで想定外ってどういうこと? 全ての施設が飛んでしまった最悪の事態が発生した場合でも、その後にすべき事を想定しておくのが危機管理じゃないの? 実際、すべての施設が飛んでしまった事態でもないのに、こうまで想定外という言葉を連発されると、多くの人が何をどこまで想定していたのかを聞かせて欲しいと呆れてしまう状況になっています。いっその事、当然想定はしていたけれども、考えないようにしていたと言われた方が納得できる。みんな、そう思っているはず。

  気になるのは「日本の国債は大丈夫か」、「日本の円は安全資産で有り続けるのか」の問いに対して、投資家が不安に思うのは当然であると受け止めて、不安心理が行きすぎないように日頃からこんな監視をしているとか、そうなった場合にこんな対応を考えているとか、政府と関係当局とのすり合わせは十分できているのだろうか?
 まさか、今回のように、想定外を連発したり、市場に任せて成り行きを注視するだけで、運に任せるだけの対応になりはしないかと心配になる。何も想定していないかのように落ち着き払って過ごしているのが、むしろ不気味に思えてしまう。

  円高であれば「ばりばり強い円で買い物するぞ」と言えばいいけど、誰にも相手にされなくなって日本人さえも見放した円安となり加速したら、一番の被害に遭うのは被災地から逃げることのできない日本人の円資産である。国益を管理するものが想定外という言葉を繰り返し便利に使う神経が信じられない。

 ただちに心配する程度ではありませんが・・・・
そんな言葉では何も安心できません。

 国債対策、円安対策は今のうちに想定して置いてくださいね。原発事故対応で、それどころではありません・・・・  でないことを願います。